1.「キャリアプラン」という言葉、最近よく耳にしませんか?
「キャリアプラン」という言葉を最近よく見かけるけど、”考えた事がない”、”そもそも意味が良く分からない”という方も多いのではないでしょうか。このブログでは難しく考えがちな「キャリアプラン」について書いてみたいと思います。
1-1.「キャリアプラン」ってよくみかけるけど何だろう?
「キャリアプラン」というワードから、皆さんはどの様な想像をしていますか?
- 夢の実現に向けた自己実現のための中長期戦略
- 実現したい姿に向かうためにバックキャストで計画を作る
- 常に目標を立て、実現計画を着実に遂行していく
この様な意味合いで考えられている人もいるのではないでしょうか?間違っているとは言いませんが、何だか楽しくなさそうですよね。考えていると気が重くなってきてしまいそうです。
「夢は何ですかってよく言われて適当に答えているけど、本当は分かってないんだよな~」というボヤキ声が聞こえてきそうです。
1-2.「キャリアプラン」を難しく考えることは無い
ビジネスの世界では「目標実現に向けた計画と確実な実行」を求められる事が必須になっていますが、個人もビジネス同様な考え方をしていては息苦しくなってしまいます。習慣的にビジネスライクでキャリアプランを立てられる人もいるのかもしれませんが、常に自分自身を奮い立たせる必要があり、楽しみながらマイペースという事にはなりそうもないですよね。
「キャリアプラン」はご自身のために持つものです。
難しく考えないで、「自分らしく人生を生きる」という視点で考えてみてください。
2.そもそも「キャリアプラン」は必要?
今が楽しければ良いよね、今を生きているのだからキャリアプランなんて考える必要は無いのでは?と思われる方もいるかもしれませんね。
2-1.「キャリアプラン」は何の役に立つ?
「今」の状態が未来永劫続くのであれば、今だけを楽しく生きる事も良いのかもしれません。しかしながら環境は常に変化し、年齢と共に自分自身の体力も変化します。結婚し子供を持ち、会社内での役割や役職も変化をしていきます。様々な変化の中を生きていく必要を私達は求められていますので、変化の過程で悩みを持つことも多いのではないでしょうか?その都度進むべき選択を求められることもあり、更に悩みは深まっていきます。未来の道を選ぶときに何を基準に考えるか?その一つの考え方に「自分らしくいれる事」でないでしょうか?「自分らしく」がそもそも分からないと選択の基準にならなくなってしまいますね。
2-2.「キャリアプラン」があるのと無いのでは何が違う?
「自分らしく」が分かっていて、それに沿ったプランの選択をしている場合、ストレスは多少感じたとしても、「自分」を保つことができるようになります。逆に「自分らしく」が分からずに選択を続けていたら、なにか違うなといった場面が多くなる可能性もあり、「こんなはずではなかった」と思う事も出てくるのではないでしょうか?この場合のストレスは強いものになり、下手をすると病にかかってしまう危険性も出てきてしまいます。
3.「キャリアプラン」を考えるための5つのポイント
それでは、キャリアプランを持つためにはどの様に考えていけばいいのでしょうか?
「自分らしく生きる」なんて考えたことも無かったし自分にそんなものがあるのかな?と考えてしまう方もいらっしゃるかと思います。安心してください。必ず個人個人の考え方があり、貴方自身のプランを見つけることが出来ます。
「キャリアプラン」の意味も必要性も分かったけど、どうしたら見つけられるのか、その立て方が分からないという方が殆どではないでしょうか。簡単な手順とポイントを示させていただきます。
1.自分のことを振り返ってみる
4歳から現在までの振り返りをしてみましょう。
それぞれの年で起こったご自身の出来事、学んだ事、感じた事、やりたかった事、などを書き表してみます。そのうえで自分の特徴はなにか、何がたのしかったのかを見つけ出してみましょう。幼少期のわからない部分はご両親や兄弟姉妹に聞いてみると良いと思います。
2.人生曲線を作ってみる
上記で作成した、出来事を基に、気持ちの変動と出来事をグラフにして表してみます。これを行うことで何が自分にとってプラスと感じられたのか、何がマイナスだったのか、が見えてきます。
3.自分の特質を知る
ご自身の特質を知るために、「JOBカード」や「JOBtag」を使ってみましょう。厚生労働省が無償で提供していますので、簡単な質問に回答する事で、自分の傾向を知ることが出来ます。


4.「自分らしく生きる」を書き表してみる
上記3つの取組から分かったことをまとめて書き表してみましょう。書き表せたら親しい人や、偏らない意見をくれる人に話をしてみてください。より理解が深まると思います。
5.キャリアコンサルタントの活用
友人知人に協力して貰える人がいない場合は、キャリアコンサルタントを活用してみるのも良いと思います。書き出しただけでは、どうしても考え方の深堀が出来ないので結局のところ、「よく分からなかった」となってしまうことが良くあります。
国家資格であるキャリアコンサルタントホルダーであれば一緒に話をしながら、あなた自身の気づきの支援を行うことが出来ます。
弊社ではキャリアプランを考える初回無料の相談も行っております
当社では、初回無料の相談もありますので興味をもって頂けたら連絡をいただければと思います。
皆様の「自分らしく生きる」事をご支援やお手伝いが出来ましたら幸いです。